積雪地域の太陽光発電所を検討する時の2つの注意点
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こんにちは。サムライ大家です。
北海道など積雪地域の発電所を購入する時は、注意が必要です。例えば北海道エリアは実は日射量が多い方なのです。積雪地域の発電所を販売している業者は、日射量の多さを売り文句にしています。
ただ、2つほど注意点があります。
「日射量」には、積雪による発電機会の損失は含まれていない
1つ目は、日射量の数値は、あくまでも日射量に過ぎないことです。太陽光パネルに雪が積もっていた間の発電量の減少は考慮されていません。せっかく太陽が顔を出していても、雪が積もっていたら発電できません。売電シミュレーションで積雪で発電できないことを考慮して判断しなければ痛い目に合うと思います。
管理コストの増大
2つ目は、管理コストが大きくなることです。パネルの設置角度を40度にしているから、雪は流れ落ちますよ。そのため、売電できない期間はあまり無いですよ。このような業者のセールストークを聞いたことがあるかもしれません。
しかし、やはり積もって売電できない時はあります。それに、積雪エリアの太陽発電所は雪の重さに耐えるために大型です。そして設置角度が40度。雪の中、現地へ赴くだけでも大変な上に、パネルに手が届きません。3~4mの高さなので、パネル清掃も大変です。
このように、メンテナンス費用が通常の発電所よりも大きくなる傾向があります。
サムライ大家は積雪エリアは基本的に対象外ですが、これらの注意点を踏まえてキャッシュフローを計算し、それでも回ると判断できたら購入しても良いかもしれません。
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